入院手記 其の31 若菜物語
先生や看護師さんへ感謝します
こんばんワイン
今日とうとう若菜が退院しました
多分
と言う事で、今回のブログは若菜に捧げます
彼が転校してきたのは5月18日木曜日。僕が入院してちょうど1週間です
その時はまだまだメマイが酷く、自分で立つのはもちろん車椅子でも移動が大変でした
医療界の有名人(自称)は、脳梗塞で運ばれて来てから早速の饒舌っぷりで、来る医者来る医者来る担当看護師さん来る担当看護師さんにずっと自慢話や医療界の講釈を垂れていました
医療グッズの開発や著者などもあり、講演会なども行なっているらしいですが、やはり垂れ過ぎてはいけませんね
実るほど 頭を垂れる 稲穂かな
垂れるなら講釈ではなくこうべですね
長い講釈だけでなく、突然のカーテン開きやイヤフォンなしテレビ、部屋内での平気な電話など、僕はたくさんの「我慢」を知る事が出来ました
でも素晴らしい事もたくさんありました
連日のお見舞いで人気者だとわかりましたし、気さくな性格も良いと思いました
もしかしたら知らないところで癒されたり元気をもらっていたかもしれません
今のところ喪失感は一切ありませんし、今後も喪失感は一切ないと思いますが、彼は一生僕のFIELD OF VIEWにいます
ご高齢ではありますが、しっかりリハビリしていましたし、退院後もご多忙だと聞いております
勝手に聞こえてきただけですが
お身体には気をつけて、益々のご活躍を期待しております
夢にときめけ 明日にきらめけ おめでとう退院